灰赤チャン
- 作者: 金原ひとみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/27
- メディア: 単行本
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某友人から薦められて読んだんですが、なっかなか内容が凄いね。
これがまた凄くエロィ
これが今時の女子大生の書く文書なんかぁ!、みたいな。
以下ネタバレあるかも。
読み終わった後は凄く空虚な気分になりました。まるで、本作の主人公のように。この物語、はっきしいって読んでて"楽しい!面白い!"って感じのモンじゃありませんね(汗)。エロイって評判聞いて読んでみると、成る程18禁用語がワンサカ。でも、読んでてイヤラシイ気持ちにははっきしいってなれなかった。いわゆる、エログロ系なんだと思う。かなりイカレた行動とかが描写されてはいるが、それがまるで、当たり前の事の様に見える辺り、凄い。何か主人公の女の生々しいまでの"生"とか、人の深層心理の怖い部分が見えた。まぁ、あんま面白くないかも^^;ホンノリ、嫌悪感すら感じたし。